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2017.11.29

ボイラー、給湯器の取替え時期と上手な取替えについて

ボイラー、給湯器の取替え時期と上手な取替えについて

目次
・ボイラー、給湯器の取替えの目安
・ボイラー、給湯器の上手な取替え方法

「ボイラー、給湯器の取替えの目安」
ボイラー、給湯器と言っても石油、ガス、電気とさまざま方式の機器があります。弊社で主にお取り圧化しているのは石油を燃料とする機種であることから、今回は石油ボイラー、給湯器の耐用年数はどのくらいなのかについてコメントしたいと思います。

石油給湯器の特徴
石油給湯器は灯油でお湯を沸かす機器です。ガスより燃焼がパワフルで、寒い地域でも安定して給湯可能です。使いやすく機器もコンパクトですが、灯油を貯(た)めるタンクを設置する場所が必要になります。

石油給湯器の耐用年数
石油ボイラー、給湯器の寿命は8年~10年が一般的です。ガス給湯器やエコキュートは15年と言われているので、耐用年数がほかの燃料と比べると短いですが、初期費用が安く燃料代も節約できるところがメリットです。もちろん10年経過しても正常に作動している機器もたくさんあります。

石油給湯器の寿命が8年~10年である理由
ボイラー、給湯器の部品供給期限は、製造終了してから10年と言われています。製造終了から10年経過したボイラー、給湯器は故障した際、修理部品があるとは限らないのです。修理すれば稼働するものも、部品がないことで交換するしか手がなくなります。ですから、寿命が10年程度と言われているのです。ボイラー、給湯器の寿命を早めるのも縮めるのも使用方法と環境によります。できるだけ長く使用するためにも、設置場所や使用方法についてプロのアドバイスを参考にしてください。

石油給湯器の寿命について
石油給湯器の寿命が近づくとどのようなサインが出るのでしょうか? チェックしてみてください。

*寿命が近づいたサイン
寿命が近づいた給湯器には以下のようなサインが現れます。サインが見えたら、迷わず水廻り業者に相談しましょう!

給湯温度が不安定
「お湯の温度や設定温度が不安定になる」”シャワーがぬるい”または”熱い”など、温度が一定でない場合は注意してください。

エラーが頻繁に出る
「リモコンにエラーが頻繁に表示され”すぐに直る”などの症状を繰り返す」ボイラー、給湯器に何らかのトラブルが発生している可能性があります。

異音がする・音がうるさい
「いつもより音が大きい。いつもと違う音がする」石油給湯器はほかの給湯器に比べてボイラーの音が大きいです。しかし、お湯を沸かしているときや着火の際に、爆発音や大きな音がする場合は、注意しましょう。

湯量が少ない
「シャワーから出るお湯の量が少なくなった」いつもと違って少ないなと感じるようであれば、ボイラー、給湯器の故障のサインです。

給湯器から煙が出る
「煙突や本体から煙が出る」給湯器内で不完全燃焼を起こしている時には煙が出ます。火災の恐れもありますから、使用は控えましょう。

湯の温度がおかしい
「設定温度よりぬるく感じる、熱く感じる」浴槽のお湯をが設定温度と違うと感じるときは、故障か寿命が近づいている可能性があります。早めに修理や交換を依頼しましょう。

「ボイラー、給湯器の上手な取替え方法」
ボイラー、給湯器を交換したいけどどうしたらよいのかと言う声をよく聞きます。弊社ではお客様のご希望や現状の機器のメーカー、機種および現在のご家族の人数等を元にアドバイス、ご提案を行わせていただくように心がけています。では上手な取替えのポイントをいくつかコメントします。


メーカーについて

現在のメーカーで支障なければ同じメーカーからお取替えを考えることをご推奨します。多くの場合、メーカーごとに給排気の配管等が異なっています。多くの場合メーカーを変えた場合給排気の工事を新たに行う必要が考えられることから、まずは同一メーカーでの機種検討をお考えいただくようにお勧めしています。

設置について
ボイラー、給湯器は壁掛け型と地面設置する型とに分かれます。両方にメリット/デメリットがあり、また設置される環境に適合するか否かといった視点も必要になることから、ご要望を水廻り業者にご相談することをお勧めします。

給湯能力の違いについて
近い将来の家族構成や使い方で最適なものを選択しましょう。3人~4人家族の場合、お風呂とキッチンで同時に給湯を使う可能性が高いです。2か所同時に使用しても耐えられる給湯能力の機種を選んでください。たとえば、4人家族の場合は4万キロタイプ、2人家族なら3万キロタイプをお勧めしています。

給湯器のタイプ別で選ぶ
石油給湯器には大きく分けて2つのタイプがあります。水道直圧式と減圧式です。 水道直圧式は水の勢いで給湯するタイプです。シャワーが快適に楽しめます。必要なときだけお湯が作れ、湯切れが起こりません。2階でも使用した場合はこちらをお勧めします。 減圧式(貯湯式)は減圧弁により水道の圧力を減圧するタイプです。一般的に導入価格は抑えられますが、2階に浴槽があるご家庭の場合は追い焚きができない等の制約があります。圧力タイプを選びましょう。1階だけでしか給湯を使わず、水圧にこだわりのないご家庭にお勧めしています。

省エネタイプ(エコフィール)について
燃料の安さが魅力の石油給湯器にも省エネの”エコフィールタイプ”があります。エコフィールタイプは、熱効率がよく灯油使用料をカット、CO2排出量も13%削減することができるのです。デメリットとしては機器機器の導入価格が高くなります。長い目で見て、灯油の使用量を年間8000円も安く抑えることができ、CO2を削減できるので地球環境にも優しくありたいとお考えの方にお勧めしています。


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